2007.12.20
シュガークッキー
さてsdkcこの冬こだわりのシンプルクッキー、家庭科の料理の教科書に今回はバッチリ従って作ってみました。
ヘラでなく、ハンドミキサーでガ~ッとバターを混ぜました。その後も砂糖を加えてガ~ッと混ぜました。粉もふるい、粉類とバター類はざっくざっくと混ぜ過ぎないよう混ぜました。材料も出来る限り教科書通りに揃えました。
なのにです、教科書には「冷蔵庫に入れて少し休ませる。」とあったのですが、生地がものすごく柔らかくて、冷蔵庫にしばらく入れても固まりません。伸ばし棒で平たく伸ばそうとすると、伸ばし棒にベットベットとくっついてしまいます。
実はこのクッキー、前回のミーティングにブラウニーと一緒に持って行くはずで作っていたのですが、生地が固まらなくて時間切れとなりました。
ミーティングから戻り、冷蔵庫で固まった生地を伸ばして。。。と思ったら、伸ばし棒に生地がまだくっつきました。仕方なくログ状にしてスライスしようと、冷凍庫にしばらくねかしてから切ってみました。
なるべく今回は薄くしてみようと切りはじめたのですが、それにしてもすぐ生地が柔らかくなってしまいます。
台所で格闘していると、夫がやって来ました。
夫「僕が切ってトレーに並べてあげるよ~。」
sdkc 「う~ん。(自分で最後までやり遂げたい。)」
夫「もっと小麦粉をふりかけないと、くっつくよ。」パサパサパサ・・・
sdkc「・・・。(小麦粉が四方八方に飛び散って、台所がよごれる...。)」
夫「台に生地がへばりついてるじゃない。これを最初にとらないと。もっと小麦粉もふらないと。」ゴシゴシガリガリ・・・
sdkc「ああっ!!手を洗ってないでしょ!!!!!(手に付いて丸まったつぶの色が、生地の色ではな~い!!!)」
夫「何を言うんだ、失礼な!!僕の手はきれいだよ!!!これは生地と台の色だ!」
sdkc「!?!?(そんなはずはゼッタイニない。)」
夫「せっかく2人で楽しくクッキー作りだルンルンって思ったのに、どうして雰囲気をぶち壊すんだ~!」
sdkc「(見ていない方が気が楽なので)あっち行ってます。オーブン入れる段階になったら呼んで下さい。」
夫「できたよ~。」
sdkc「では、オーブンに入れて焼いてみましょう。」
夫「僕は小さい時に沢山ベビーシッターのお姉さん達とクッキーを焼いたから、クッキーのノウハウはよ~くわかっているんだ。」
sdkc「・・・。」(sdkcは5年前くらいに、生まれて初めてクッキーを焼きました。)
夫はクッキーの達人みたいです。ようするに、私がジェラシーを燃やすので、彼は普段は作らないとのこと。メラメラメラ。。。
さて焼き上がりました。見掛けが前回の教科書クッキーとは大分違います。
同じレシピと手順だったのに生地の質感がこうも違うとは、恐れ入りました。がしかし、私の抱いていた元祖日本の手作りクッキーのイメージでなく、出来てきたものはササクシュガークッキーという感じでした。
それにしてもどこがどうしてこうなるのか、化学ですねぇ。sdkcさっぱり分かっておりません。ところが、お料理他何でもできる従妹が一言教えてくれました。粉をふるうとサクサクになるそうです。なるほど、確かに今回のクッキーはサクサクとしていました。今回はミキサーでバターと砂糖もよく混ぜましたし、きっとそういった手間のひとつひとつが最終的なクッキーの感触を化学的にも決めてゆくのでありましょう。な~るほど。。。
後日クッキングチャンネルや他のレシピをみていましたら、生地は冷蔵庫で2~3時間は寝かすなんてありました。教科書には「少し休ませる」だったんです。教科書なのに漠然としすぎですよね。そういえば、私はパーチメントペーパーでなくてアルミホイルを敷いて焼きますが、これも手抜きでクッキーに大きく影響しているのかもしれません...。
茶色くなった端がまた香ばしく美味しいシュガークッキーではありました。夫はいつものごとく「美味しい~!」と、出来上がった2/3をその夜のうちに食べてしまいました。
sdkc、なんだかクッキーは面倒だなぁ、と思えてきました。今までの実験を通して一番簡単なのはブラウニー、次がチョコチップクッキーと決定です!
by sdkc
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